主人公、守時馳雄（もりとき はせお）は星乃鷲学園第III学部西校に通うスポーツが得意な3年生。彼は人当たりもよく、成績もそれなりによいため、クラスの皆から好かれている。そんな彼には、三人の幼馴染みが居る。家が隣同士で兄妹同然に育った従妹の足原菜穂（あしはら なほ）。日本有数の資産家、白金家の令嬢で何故か第I学部1年生の頃から十数年必ず同じクラスになり、更に今まで行ってきた委員や行事まで常に一緒だった白金せれな（しろがね せれな）。第I学部時代から妙に馬が合い、第II学部時代にグラビアアイドルの仕事を始めたものの、未だに変わらぬ調子で馳雄のところにやって来てつるんでいる蒔枝璃緒（まきえだ りお）。彼女たちは馳雄が3年生の誕生日に、突然ウェディングドレス姿で家に押し掛け、それぞれ結婚を迫ってくる。突然のことに混乱する馳雄に、彼女たちは『馳雄が大人になったその日に3人の中から1人を選び、結婚する』という約束を幼い頃に交わしたのだと説明してくる。何と、彼女たちは幼い頃の何気ない約束を真剣に受け止め、今日のこの日までそれぞれ女を磨いてきたのだという。しかし、その約束を忘れていた馳雄は突然のことに困惑気味。誰も選ぶことが出来ないでいると、彼女たちこんな提案をしてくる。これから1ヶ月間、3人がそれぞれ出来る限りの奉仕と魅力をアピールし、最終的に1番だと思った1人を馳雄に選んでもらう――彼女たちの真剣な想いに心動かされた馳雄は、その条件を呑むことに。こうして、この日から馳雄に選ばれようとする彼女たちの猛烈な可愛く濃厚Hなアピール合戦が始まるのだった。